出産レポ2 大量出血...そして救急搬送
前回は息子の出産までを書きましたが、実は産んでからが大変でした。。
今回は出産直後〜翌日のことを書きます。
23:30 息子誕生
たった2回いきんだだけでツルスポンと産まれてきた息子。
産まれる前、赤ちゃんの状態によっては医大への搬送するかもしれないと言われてましたが、彼は低体重にもかかわらずとても元気。
胸の上で元気に泣き叫び、低血糖だった為すぐにミルクを与えてもらいました。
0:00 胎盤がなかなか出ない
私はというと、なかなか胎盤が出てこないという状況にありました。
助産師さんが引っ張ってやっと30分後あたりで胎盤が出ました。
1:00 出血が止まらない
出産から1.5時間ほど経ち、息子は血糖値が安定。医大への搬送はしなくていいということに😌ほっ
しかし、自分はというと、出血が止まりません。。
ちょろちょろ...ドバッとたまに塊のようなものも出ている感覚。。
産後1時間で出血が止まっていれば病室へ移動する予定でしたが、さらに1時間様子をみることに。
2:00
息子は一旦保育器に入る為お別れ😢
私はまだ出血が止まりません。
そして、足先が冷えて寒くなってきました。。
ここで助産師さん達もおかしいぞ?となり始め、医師が診察にくることに。
医師の内診、エコー。
子宮内に血の塊が残っている為、子宮が収縮できずにいる事がわかりました。
そして、子宮内の血の塊を医師が手で掻き出すという処置が始まりました。
これがもう激痛。。。
あまりの痛みに何度も絶叫し、意識も朦朧としてきました。
4:00 輸血開始
何度も血の塊を掻き出すも、止まらない出血。
この時点で出血量は1リットルを超え、輸血開始。そして医大へ搬送される事に。
正直、このあたりは意識がかなり朦朧としていてあまり記憶にないのです。。
6:00 救急車で医大へ搬送
産院にやってきた救急車で医大へと搬送されました。
身体は全く動かせず、まぶたすら重かったです。
でも意識は処置中よりしっかりあり、救急車に乗る時にお〜医療ドラマみたい〜と思いました(笑)
7:00 検査
この辺から時間はあやふやです💦
医大へ到着後すぐ内診。
エコーでみると胎盤の一部が残っている可能性があり、造影CT検査をすることに。
造影剤を静脈から入れると、身体が熱くなりました。
この造影剤はまれにアレルギーを起こすらしく、検査前に同意書を書きましたが、指に力が入らず、自分の名前を書くのもやっとでした。
CTで分かったことは胎盤の一部が子宮に癒着していて、剥がれかけた部分から出血している可能性大!という事でした。
処置説明
出血原因が分かったところで処置の方針を説明してもらいました。
たぶん朝8時頃だと思います。
説明をまとめると、
自然排出を待つ
↓
胎盤用手剥離
↓
手術
の順で処置をしてみる事に。
手術は全身麻酔。子宮への血流を止め、太ももからカテーテルをいれて胎盤を剥がすという内容だったと思います。
場合によっては子宮摘出もありうると言われ、とても悲しくなりました。
子宮摘出を免れたとしても、手術の場合は次の妊娠が難しくなるという説明でした。
処置開始
自然排出を待つ
まずは自然排出を待つ事に。
あと1時間程で担当医の上司が出勤してくるので、それまで待ってみる事にしました。
幸い出血が落ち着いてきていました。
胎盤用手剥離
1時間経過。
胎盤は出てきません。。
上級医が到着しました。
北大路欣也のような教授だと勝手に思っていましたが、現れたのは宮川大輔にソックリな関西弁のお兄さん!
その医師の名前を忘れてしまったので、以下、宮川氏と呼ばせていただきます。笑
宮川氏、エコーをみるなり、手術しなくてもいけるんちゃう?と。
胎盤を手で剥がす処置をする事に。。。(泣)
大勢の看護師さんに押さえつけられ、何度も絶叫。。
....取れた!!
やっと取れたんです😭
宮川氏ありがとう😭
自分の内臓から何かが剥がされる感覚。。一生忘れられないと思います。。
まとめ
この日私が失った血の量は2リットルを超えました。
処置の後すぐに出血は止まり、尿道カテーテルを入れて病棟へ入院となりました。
到着からずっと励ましてくれた看護師さんには感謝しかありません。。
長くなったので、処置後〜産院にもどり退院するまではレポート③に続きます。